GRE(Graduate Record Examination)
アメリカの大学院に入るには英語だけではもちろん許されません。
その他にGREと言う統一試験みたいなものとエッセーと推薦状が3通必要となります。(MBAを狙う人はGMATと言うテストが別にあります)
GREとはGraduate Record Examinationの略で大学院に入るために受けるテストです。
一般科目(General Test)と専門科目(Subject Test)の2種類あって、通常は一般科目だけが要求されます。
専門科目のほうはRequirementではないのですが、アピールするには取っておいたほうがいいぐらいのものです。
一般科目は3教科。
英語と数学と論理。
英語はネイティブ用のテストですから、ハンパなく英語が難しいです。
針葉樹とか紅葉樹の関係はマツの木とカエデの木の関係である。YESかNOか?みたいな英語が出されます。
針葉樹って英語でなんて言うかしってますか?(もうランケンも忘れました。。。)
針葉樹も紅葉樹もマツもカエデも1個も英語が分からないでしょう?
単語が1つも分からないなんてケースがザラです。。。
大学側も外人は点数が低いの分かっているので、これはほとんど重視されません。
むしろTOEFLを見られます。
数学に関しては割と算数レベルです。
アジア人はほぼ満点を取ってきます。
ただし、英単語を知っている必要があります。
直角二等辺三角形とか平行四辺形って言うのが英語で出題されますので、ボキャブラリーが多少必要になるんです。
それ以外はほとんど問題なくて楽勝な感じ。
ここで、点数取れないと、いい学校には行けません。
まぁ、でも日本人ならば楽勝なレベル。
中学生でも満点取るんじゃないかと思います。
それから、論理。
これも英語のリーディングの能力が必要とされるテストです。
例えば下の感じ。
あるパーティーで男女8人がテーブルに座っています。
AさんとBさんは仲が悪いので隣同士ではなく、BさんとEさんは向かい合いに座ってCさんは3つAさんから離れています。
さて、DさんとEさんの席の関係はどうでしょう?(適当な問題を作ってますから解はないから考えないでね。。。イメージ。。。)
日本語ならなんてことないんです。
これを英語で正確に理解出来るかどうかです。
なので、やっぱりリーディングの力が求められます。
単語はそんなに難しくないんですけど、正確に解釈できないと回答できない類ですね。
前置詞の使い方なんかは特に重要になります。