経済英語スクールとは

リストラと英語


ランケンの会社でも数年前に大きなリストラがありました。
これはサブプライムバブル破綻による経済悪化によるもので、仕事をしている人たちのパフォーマンスが悪いだけと言う訳ではないはずです。
今の様なビジネス環境が目まぐるしく変わる状況ではリストラは単なる人件費削減だけでなく、事業ポートフォリオの見直しと言う意味でも頻繁に行われます。


企業から見るとやむを得ない部分もあると思います。
なぜならば、ビジネスをまったく変えずに数十年間やっていける業種って言うのは少なくなってきていて、特にITのスピードでは10年も経ったら、まったく別のモノになってるなんてのは当たり前です。


例えば、IBMのパソコン部門を中国のレノボに売却したのは有名な話です。
パソコンなんて今は本当に安い時代ですよね。
でも、あれ昔は100万円とかしてたんですよ。


100万円であれば、日本人の高い賃金でも利益が出せるんですが、5万円とかになっちゃったらパソコンで社員を食べさせることは出来なくなってきます。
海外の人件費の安いメーカーが持ってっちゃうから。
そうなるとパソコンに関連した仕事をしていた人は、レノボに移ってもらうしかなくなります。


こんな事がありとあらゆるビジネスの世界で起きています。
なので、リストラするななんてのは割とナンセンスな世界の話ですね。


リストラするななんて話がメディアなんかにも出てますが、そんな事を言った所で企業はリストラをやり抜きます。
じゃないと、より多くの人を減らす必要が出てきちゃうから。
背に腹はかえられないって話ですね。


で、英語が出来ないと、その後の転職活動で苦労するそうです。
ランケンの学生の頃からの友人であるヘッドハンターが、英語が出来なくて次の仕事が見つからない人がいっぱいいるって嘆いてましたね。
英語が全てではないですが、英語が必要条件になってるのは現実じゃないかなぁって思います。


必要条件としての実績、十分条件としての英語っていう見方は出来ますよね。
リストラが行われる際も少なからず見てるんじゃないでしょうか。






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