勉強、勉強、勉強
大学院の授業が始まってすっごい焦燥感を覚えたランケン。
リスニングなんて、アメリカに住んでればすぐつくかと思いきや、とんでもない。。。
リスニングが出来るようになる前にドロップアウトしそう。。。
大学院の授業なんてやっぱり高度で日本語で読んでもよく分からんと言うようなのが英語で書いてある。。。
当たり前すぎます。。。
でも、ランケンは英語も分からない。。。
ほとんど冗談みたいな状況に陥りました。
でも、親にもお金出してもらってるし、何よりもアメリカの大学院を失敗して日本に帰ったって就職先なんてないですよね。
日本で大学出てアメリカに留学しましたけど、英語が分からなくてドロップアウトして帰ってきましたなんて、通用する訳がない。。。
いよいよ追い詰められてきました。。。
日本を出る時に恐れていたことが現実に迫ってきました。
当たり前すぎる事がやっぱり起きる。。。
なるべくしてなってます。。。
方程式ってのは失敗するためにあるもんだろうかって思いましたね。
計算どおりに恐れていたことが全て起きる。。。
まったくもって予定通り。。。
予想外の事なんて何1つありゃしない。。。
マーフィーの法則を実感しましたよ。
悪い事は最悪のタイミングで起こる。。。
そんなん分かってたんだから、もうやれるだけやってダメならしょうがない!って腹を括りました。
腹を括るような話ばっかりでサバイバルとはマジでこの事。
しょうがないから勉強、勉強、勉強。
リスニングが出来ない以上は、教授の所にもフラッと言って聞いてくるって訳にはいきません。
頼るは教科書のみ。
幸いにしてアメリカの授業ではシラバスと言うものが必ず出されます。
シラバスって学習計画ですね。
毎回の授業範囲と宿題やテストまで書かれています。
このシラバスのお蔭で助かりました。
もう、当日の授業範囲は100%予習していく。
どうしても分からなかったら聞きに行くみたいなのを繰り返してました。
寝る時間も惜しんでガリ勉してましたねぇ。
一生であんなに死にもの狂いで勉強したことはなかったです。
Just Do It!
アメリカの大学の授業のキツさ
モノスゴイ色々なクラスがありますが、どこのクラスに出ても楽ではありません。。。
アメリカの大学は入るのは楽ですが卒業するのが厳しいと言われるのは、やっぱり勉強させられるからです。
ランケンがいた大学はクォーター制で、だいたい3ヶ月で一学期が組まれます。
この間に3教科は取る必要があって、取らないと滞在するためのビザの要件を満たさないので不法滞在になってしまいます。
今から下で説明するのは1教科分で3ヶ月分と考えてください。
まず宿題が多いです。
レポートだったり、実技系だったり色々な形式があるんですが、とりあえず英語が読めないと話にならないのは間違いありません。
教科書も分厚いです。
100ドルとか200ドルとかの教科書を買うんですが、一冊500ページとか平気であります。
これを2冊ぐらい読むんです。
ほとんど辞書みたいなもので、またハードカバーになってるから重いんだ。。。
一回、リュックが壊れた事あります。。。
PCも入ってないのにどんだけ重いんだって感じでしょ。。。
で、宿題はほぼ毎週必ず出されます。
チームでやる場合もあるんですが、チームメイトがアテにならない場合はこっちでやるしかありません。。。
ランケンは学部の授業を最初は取ったんですが、学部生は別にGPA3.0とか必要ない。
でも、ランケンは大学院生ですから3.0を取らないといけないのでいい成績が必要です。
チームメイトのほうが英語なんかネイティブにもかかわらず、留学してきたばっかりで英語もおぼつかないランケンが宿題をほとんどやる羽目に陥るわけです。。。
特に実技系は最初の宿題の出来を見て、「こりゃダメだわ、こいつ。。。」と思ったので以降は全部ランケンがやりました。
日本の大学生と同じでやっつけの宿題なので、あんまりいい点数を期待できなさそうな宿題を出してくるんですよね。
落とすわけにも行かないから、実技はほとんどこっちでやってプレゼンだけやってもらうみたいな至れり尽くせりなチームでした。
それからテストも多いです。
3ヶ月で中間テスト2回と期末テスト1回の合計3回やったクラスがありました。
要するに毎月テストされる訳です。
日本なんか年に2回しかテストないクラスとかあったぞ。。。
そのクラスは3回の内、点数がいい2回を評価の対象としてる感じで、要するに一回は失敗してもいいみたいなクラスでした。
面白いですよね。
そんな感じですので、最初の学期(クオーター)から3教科専門科目はムリと判断し、専門2教科英語1教科で授業を組みました。
本当に寝る時間もなく、今日は何時間寝れるかなぁみたいな事を毎日思いながら勉強してました。
やっぱり読むスピードが遅いのが寝れない要因でしたね。
要領よくなんてできないもん。。。
全力を尽くすって言うか、手の抜き方すら分からんと言う方が正しいでしょう。
そんな訳で、頑張って3ヶ月耐え抜き、返ってきた結果はGPA3.7。
4点満点ですので相当いい結果でした。
って言うか、日本でやったウルトラCよりも成績良かった(笑)。
教授にも褒められたぐらいです。
最初のクォーターが一番キツカッたなぁ。
寮生活
アメリカの大学院での勉強は一番最初は本当に厳しかったですが、1つ結果を出せると多少は慣れるものです。
少なくとも、どれぐらいやれば、どの程度の成績が出るか位は分かる。
何事も経験ですよね。
そんなこんなで平日は睡眠時間削ってでもガリ勉して、週末も朝は少し寝坊しながらも昼はガリ勉して夜になるとパーティーに繰り出し、日曜日の朝に帰って来て寝てから昼からまた勉強と言うような生活を送ってました。
勉強ばっかりに見えますが、寮に住んでると友達がたくさん出来るので結構色々な人が遊びに来て、学生生活も楽しんでましたね。
なんと言っても最高なのは、留学するのは女の子ばっかりですから、女の子が多かったのが良かったなぁ。
日本の理系の大学なんて女の子ほとんどいないんですが、アメリカの寮なんて男子寮とか女子寮なんて区別なく男女一緒に寮生活します。
もちろん、部屋は男女別になるんですが、隣の部屋は女の子2人でルームシェア、その向こうは男2人みたいな感じ。
1年も経つと、どの部屋もどう言う訳か男女で生活してたりします。。。
一応、規則上は禁止されてるんですが、本来住んでる人の彼女がいつの間にか住み込んでて3人で生活してるような部屋もあったりします。
1フロア100人もいて出入りが激しいと、もう男子部屋か女子部屋かよく分からなくなります。
そこらへんは、アメリカは自由の国。(と言うと、聞こえはいいんですが、単に無法地帯な気もする。。。)
まぁ、別にトラブルも無かったし(ある人もいるんでしょうが、だいたい寮を出てっちゃう)、楽しい寮生活でした。
寮って大学院生は普通あんまり住んでません。
結構バタバタとうるさいし、大学院生ぐらいになると落ち着いて勉強したいって方が多くて、一人でアパート借りたりするんですよね。
でも、ランケンは友達も出来るし、ルームメイトも出来る楽しい寮生活が気に入っていたので2年間住んじゃいました。
大学院生なんてランケン以外いなかったですね。(笑)
ランケンのルームメイトは1年目はアメリカ人でしたが出来の悪い白人で留年をしまくって年齢が上になった結果ランケンと一緒の部屋になった感じでした。
ルームメイトって別に仲良くなるもんでもありません。
中の良いルームメイトもいるし、逆に仲良し通しで一緒に住みたいって大学に言えば、部屋を決めてくれますが、通常は特にお互いに干渉はしない。
勝手に出てったり、勝手に入ってきたりってな事になるんです。
でも、中には彼女を作ったりして中から鍵をかけてルームメイトを締め出すフトドキモノもいるんですが。。。(ランケンです。。。)
まぁ、そういう輩も普通にいるのが、寮と言うものです。
締め出されちゃった方は、締め出されたぁってお気に入りの女の子の部屋に遊びに行くんですな。
そうすると、ここに別のカップルがうまく行けば出来て、部屋はますます男部屋か女部屋かがよく分からんと言う事になる訳です。
ご飯の時間が決まってるのが若干不便でしたが、まぁ好き勝手な生活してる方が悪いので、しょうがないと言うものでしょう。
と言うような、割とユルイ寮生活をかなり楽しんでいました。
就職活動
大学院なんて2年間ですから1年も経つともう就職活動を考えないとなぁなんて話になります。
夏休みに一度帰国して就職活動する訳ですが、その前に履歴書をアメリカから送っておきました。
目立ちたいからあえて英文のレジュメにして送ってやった。(笑)
100%メールが返って来ましたね。
留学前から理系でアメリカの大学院卒業出来たら、就職は楽勝だろうなんて思っていましたので、多少は自信を持って出してます。
まぁ、もっとも日本の大学卒業できるのかって1年前にビクビクしてたのは、アメリカの大学院に来てもやっぱり同じで、来年卒業できるかなぁってな不安は強かったんですが。。。
出した会社は、基本的にメーカーばかりだったんですが、一応各業界のNo.1の会社にも送りました。
日本の学生みたいに手書きで送るなんて面倒な事はしたくないし、時間もないので全部コピーして送りました。
基本的に理系の大学院留学の時点で差別化出来てるので、競合相手となる学生はほとんどいません。
これがMBAとかになるとあふれてくるんですよ。
文型の人たちみんなMBA行くからね。
同じ文型でもLaw Schoolに行くとか、少しは差別化すりゃいいのにっていつも思います。
せっかく、留学するのに、他の人と同じ事してたら意味ないですよね。
就職活動で印象に残ってるのが三菱商事で、わざわざアメリカに電話かけてきてくれました。
三菱商事が直接電話かけてきて是非面接受けてくれって言うんですよ。
すげぇなぁって思いました。
後日、帰国直後に三菱商事は面接を受けて結局落とされたんですが、当時のランケンは商社って何か分からなかったんで面接ボロボロでしたから、しょうがないですね(爆)。
だって、面接に来てくれって言うから行ったって感じで準備してなかったもんね。
でも、メーカー系は概ねどこに行っても通りました。
そりゃ、そーですよね、英語なんてTOEICだったら900近くのレベルだったはずです。
新入社員で理系で大学院出てって人はいっぱいいますが、英語も出来て国際感覚もありますって言える人、あんまりいないもん。
就職活動はアピールの場です。
他の人と違う次元で話出来るってのは強いですよね。
当初、飛行機メーカーなども内定もらって考えましたが、なんとなく官僚体質を感じました。
時代は折しもIT最盛期でしたし、ランケンがいたシアトルはマイクロソフトのお膝元。
結局、最大手のコンピューター会社に決めました。
まとめ
いかがでしたか?
割と色々な方に面白い!って頂けている好評なコラムでした。
自分でも、TOEIC400点レベルだったんだから、よくやったなぁと思ったりしてます。
会社に入って、そこそこのキャリアも積んできました。
仕事でもプライベートでも英語は普通に使っています。
ランケンにとって英語はツールにしか過ぎません。
よくランケン経済英語スクールでもお話しするんですが、エクセルと同じ。
論理立てて、相手とコミュニケーションするためのツールです。
別に愛を語るためのツールではありません。
支離滅裂な文書では話にならないように、文書には起承転結のような論理展開が必要です。
仕事で使う言語は日本語であれ、英語であれ、Javaのプログラミング言語であれ、論理的に書かれる必要があります。
論理的に使いこなせれば相手に通じます。
その意味で、エクセルと同じだと思っています。
キレイに美しく英語を話せれば理想ですが、キレイな日本語すらしゃべれないのに無理に決まってる訳です。(失礼)
完璧である必要はありません。
相手とコミュニケーションを取れれば仕事で使っていると言える。
ランケンは仕事柄、スペイン人、フランス人、オランダ人、ドイツ人、インド人などなど、多くのNon-Nativeな人たちと英語でコミュニケーションを取ってきました。
欧州の人たちであっても、相当アクセント強くて分かりにくい場合もしょっちゅうです。
ホント、英語じゃないってレベルです。(日本でも地方やお年寄りの言葉が分からないのと同じです)
インド人の英語なんかまったく聞き取れない時もあります。
でも、メールでフォローしたりチャット使ってみたりすれば、別に発音の問題はないし、普通に仕事に使えます。
帰国子女なんて、ホントにごく一部ですし、バイリンガルになろうなんて思うのは無駄です(無理ですから)。
ランケンもいまだに苦労している英語ですが、十分に実践で使っています。
エクセルと同じように使えれば十分ですから、皆様にもぜひランケン経済英語スクールで、勉強してみて頂ければと思います。
英語で世界の経済が分かれば、世界の見方も変わるでしょう。
経済に関しては世界には多くの不幸な人たちもいます。
我々、日本人がどれだけ恵まれているか、何が世界で起きているか、非常に興味深いですし、根っこは経済問題だったりする事も往々にあります。
戦火が絶えないイスラエルとパレスチナ。
宗教対立ばかりが目立ちますが、元々は「水」を争っています。(実は現代においても)
そういった、世界の状況を英語で理解できるだけでも、物事に対する見方は変わりますし、成長にも繋がります。
英語は単なるツールか、それ以上の何かになりえるか。
是非、皆様も当スクールにて世界の情勢を英語で掴めるようになってみてください。
ランケン経済英語スクールでお待ちしております!
英会話学校はやめなさい!
英会話学校っていっぱいありますよね。
英語学校はあんまりないのにね。
英会話学校を大人が行くのはあんまり意味がないと思えてしょうがありません。
子供が行くのはいいんですけどね。
大人が使う英語ってディスカッションなり質問が入らないといけないと思うんです。
日本語だって意味が分からない時ってありますよね。
英語になったってありますよ。
子供なら分からなくたってそのままにしておいても大丈夫ですが、大人はそうは行かない。
だって、仕事で使う英語でしょ?
挨拶してレストランで注文出してって英語程度なら何十万円もかけていかなくていいと思います。
英会話程度なら、現地行ってからで十分。
その辺の英会話学校でやってる英語では、仕事に使えるレベルには到達しません。
なぜならば、基礎体力がないのに、派手に会話するイメージ先行でやってるから。
ランニングもせずにサッカーの試合に出たって無理ですよね。
ゴルフで打ちっぱなしも行かずにコース行くとか。
素振りもせずに野球の試合ばっかりするとか。
英会話学校ってそんなイメージすらあります。
英語がネイティブ並に理解出来るようになるには10年は現地に住まないといけないって、アメリカに住んでた日本人の人に言われた事があります。
そうだろうなぁって思いました。
それぐらい語学って難しいはず。
それはその国の文化の理解とかまで出来ないといけないんでしょうね。
では、仕事でそれは必要かと言うと、あるに越した事は無いですが、必要ではないでしょう。
仕事って言うのは、きちんと定義されたものを理解して実行して成り立ちます。
感情や空気でやるならば文化の理解なども求められましょう。
ですが、仕事上でそういう事はむしろ少ない。
英会話学校に行くなら、もっと基礎的な英語をちゃんとやったり英字新聞を読んだりすればいいのにねっていつも思います。
どうせリスニングは日本で勉強してても付きません。
英会話学校に数十万突っ込む位なら、海外に数ヶ月行ってた方がリスニングは出来るようになるでしょう。(数ヶ月じゃ、全然足りませんが。。。)
でも、それでも英語は使えるようにはならないと思います。
いい大人が英会話学校で失望してるのを見るのはいつもの事ですが、あれは英会話学校のイメージに乗せられてるにすぎないと思います。
ボキャブラリーとかグラマーとかリーディングとかって基礎的な勉強をしてもっと仕事に使ってみるようにしたらいかがでしょうか?
ランケンはこれだけでアメリカの大学院を卒業しましたよ。
周りを見ても、英会話学校で勉強してアメリカの学位取ったなんて言う人知りません。
むしろ、英会話学校を辞めて、机で英語の勉強して学位を取ったって人がほとんどです。
そういう人が仕事でも英語を使いこなしています。
つまり英会話じゃなくても使える英語って学べるんですよ。
むしろ、英会話じゃないやり方をそろそろ考えるべきじゃないかなって思います。
英語の勉強法 1
英語のみならず語学は、インプットの多さは大事なのは間違いないでしょう。
英語のインプットとしてはリーディングかリスニングのどちらかしかないのですが、どう言う訳かリスニングだと思ってしまう傾向が強いようです。
多分、街の英会話の宣伝の威力でしょうね。
本当に英語を身に付けてる人はリーディングって言うはずです。
国語の勉強を小学生でやらされた時、読書感想文出せとか新聞読んで来いとかって夏休みの宿題でありましたよね。
なぜか、英語であれをやらない。
読書でホントの英語に触れないといつまで経っても受験英語の範囲を出ません。
たくさん読む。
是非、これはやってもらいたいって思います。
英語を読むためには前から理解する必要があります。
日本語で理解しようとすると、後ろから訳した方が日本語としては理解しやすいんですが、これをやってるといつまでたってもうまくなりません。
頭から理解してドンドンと内容を飲み込んでいく事。
日本語にしない位の気持ちがあってもいいと思いますね。
最初は後ろからってやってても仕方がないんですが、なるべく頭から理解するようにしましょう。
インプットとして次に来るのがリスニング。
他でも書きましたが、リーディングが出来ないとリスニングは出来ません。
読めないものを聞き取るってのは相当に困難。
ムリとは言いませんが、日本でやってると厳しいだろうと思います。
ラジオや映画の英語ってネイティブの喋り方と違うし。
日本で、ラジオやテレビの英語だけで海外行って、実践で役立たせると思いますか?
最近はインターネットも発達してますからリスニングの重要性ってだいぶ減ってると思います。
もう少しリーディングとかライティングに重きを置いたほうが使えるんじゃないかなと思います。
英語の勉強法2
リーディングはやっぱりたくさん読むしかないんですが、好きな英語をたくさん読めばいいと思います。
普段、仕事をしていたり忙しくしてると興味ない勉強なんてなかなか続けられませんよね。
好きな英語を読むなんて当たり前と言えば当たり前の勉強方法に聞こえるかもしれません。
でも、本当にやってますか?
英語の新聞を読むようにしてるって方もいらっしゃるでしょう。
その新聞のどこを読んでますか?って聞かれて答えられる人はこのサイトには来ないでしょう。
英字新聞を買ったら全部読もうと思わないほうがいいです。
為替に関する記事だけ毎日読むとか、株に関する記事だけ毎日読むとかしてください。
他は読まなくていいです。
それよりも毎日同じような中身の英語だけを読む。
そうすると、同じような単語ばっかり使ってることに気が付きます。
最初は知らない単語ばっかりで、1つのパラグラフを読むのもツライかもしれません。
でも、同じような英語ばっかり出てきたら段々と覚えていくものです。
特に経済に関する記事で為替とか株に関しては上がったか下がったかしか基本的にはありません。
その他は、アナリストのコメントだとか上がったり下がったりの理由だけなんです。
この理由の部分はリテラシーないと読みこなせない事も多いですが、そこまで踏み込もうとはしなくてもいいです。
英語の勉強と言う所では、まずは得意な英語の範囲を作る事。
それを少しずつ広げるのがいいですよ。
ある程度、広げる事が出来たら、そっから先は何でも行けます。
小さい子供がオモチャに関してだけしゃべってるのと似ていますよね。
英語の勉強法3
前回、下の感じで英語の勉強法を書きました。
もうちょっと続きを書きます。
経済関連でもスポーツでもITでも料理でも音楽なんでもいいと思うんですが、興味ある1つの分野の英語を読みまくる。(やっぱり楽しいと思える英語がいいですよ)
↓
その分野のボキャブラリーが付く
↓
英語が頭から理解できるようになる。
↓
その範囲においては英語で情報を取る事が出来るようになる。
↓
英語で書くことが出来る
ここまで来たらもう立派に使える英語です。
分野が変わっても、ボキャブラリーの問題に過ぎないので、そんなに困難は伴わないでしょう。
何よりも大きいのが英語に対する恐怖がなくなってきます。
こうなると好循環で、自信も付きますし辞書さえあれば何とかなるって思えるようになるはずです。
こういう心理的な変化は大きいです。
苦手意識がなくなれば、ほぼ使える英語です。
ちなみに、講師のランケンは料理に関する英語なんて、カラッキシダメです。
日本語だって料理に関しては怪しい。。。
ITの英語は読めますが、音楽の英語は多分ダメだなぁ。。。(音楽でラップってありますよね。こういう英語なんてサッパリわからない。。。)
でも、料理の英語も音楽の英語も必要ないもん。
必要になったら覚えようって思えます。
英語で愛を語りたい?
心配しなくても、そういうシチュエーションになったら絶対に覚えます。
自分がいま本当に必要な英語だけでいいんじゃないかなぁって思いませんか?
なので、まずは得意な英語を作ってしまう。
得意な分野に関しては、だいたい読めれば、他の分野は必要な時に読むようになりますから。
英語の勉強法4
英会話には個人的にやや否定的なんですが、題材がイマイチなんですよね。
毎回違う分野で退屈な英語を読んだって修行みたいになってしまう。
旅行に行った時の英語とかって英会話でよくやるじゃないですか。
あれ、実際はたいして使えないんですよね。。。
使う機会が実はなかったりする。。。
あれだったら、1000円ぐらいで売ってる会話集持ってって、その場で必死になったほうがいいと思うな。
旅行に行った時の英語の使い方なんて繰り返し使わないじゃないですか。
繰り返し見たいもので英語は勉強した方がいい。
だから、スポーツとか経済とか時事ネタ系が繰り返し追いかける気になると思うんですよね。
小説はどうでしょうって聞かれる事があるんですが。。。
ハリーポッターなんかの小説もいいかもしれませんが、あまり興味がなくて勉強した事がないので、コメントは差し控えます。。。
どっちにしても、なるべく同じ分野の英語をやるといいと思います。
ただ、この勉強法の欠点はTOEICなどの点数を直接あげるものではない点ですよね。
普段から英文を読んでればTOEICなんてすぐ上がるとも思うんですが、やや間接的な勉強方法になります。
TOEICなんかをあげたい人は、それはそれで別途やる必要があります。
企業で求められる TOEICの点数
下の表は国内にある企業で要求されるTOEICの点数です。
非常に多くの会社が英語を求めてますね。
やっぱり、600点は要求されますね。
そう言えば、ランケンの後輩も苦労してたなぁ。
600点位なら、ちょっと勉強すれば取れる気もするんですけどね。
それにしても、パナソニック。。。
ちょっと、厳しすぎるのではないかと。。。
TOEIC 企業名
900点 パナソニック(国際広報担当)
サムスン(新入社員足切り点数)
860点 富士通(海外出張が頻繁にある営業・技術者)
三菱商事(社内留学条件)
850点 NTTコミュニケーションズ(新卒採用)
800点 日立製作所(経営幹部候補)、KDDI(事務職・技術職の配属・異動の基準スコア800点以上)、韓国HYUNDAI(新入社員足きり点数)、LG電子(新入社員足きり点数)
住友不動産(採用条件) 、野村不動産(採用条件)、日本マクドナルド (海外赴任条件)
750点 三菱商事(課長クラス昇格条件)、三井物産(入社3年以内に750点以上)、丸紅(入社5年以内に750点以上) 、楽天(上級管理職昇格条件)
730点 日本IBM(次長昇格条件)、住友商事(管理職昇格条件)、ソフトバンク(新卒採用)
700点 NTT東日本(新卒採用)、ファーストリテイリング(新卒採用)、三菱電機(新卒採用) 、ヤマト運輸(新卒採用)、旭化成(新卒採用)、ブリジストン(新卒採用)、三菱自動車の事務職(新卒採用)、伊藤忠商事(入社4年以内に700点以上)、キリンビール(事務職・技術職の配属・異動の基準スコア700点以上)、シャープ(課長職昇格条件)
650点 日立製作所(課長昇格条件)、アサヒビール(新卒採用)、シチズン(新卒採用)
600点 あいおい損害保険(600点で1万円、730点で2万円の手当て)
富 士通(エンジニア・事業企画担当)、住友商事(600点未満の新人総合職は英語研修実施)、トヨタ自動車(係長昇格の条件)、NEC(全社員の目標スコア)、キヤノン(海外赴任者・国際業務従事者)、三井物産(入社時の最低基準)、富士通(入社2年目に社員に求める目安)、日本IBM(課長昇格の条件)、丸紅(入社5年目の条件)、日立製作所(総合職の入社2年目の期待値) 、横浜ゴム(全社員の目標スコア)、日本ビクター(全社員の目標スコア)
580点 三菱商事(全社員に求める最低基準)
550点 住友金属工業(全社員の目標)
500点 帝人(課長級以上)
470点 旭硝子(課長補佐)